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プロフィール
HN:
hp yasitan246
年齢:
48
性別:
非公開
誕生日:
1977/01/15
職業:
建築関係
趣味:
寝ること
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私が幼少の頃の話です。
私は姉が二人いる環境で育ち、遊ぶ時はいつも一人でした。
小さい時は当たり前ですが、不思議と寂しいとか悲しいとかと言う感情はなかったです。
私には写真のような、薄くて小さいお腹を押すとプーと音が鳴る熊?のヌイグルミがあったからです。
このヌイグルミ(名前:プー)が最初の友達でした。
幼稚園に入園し、昼休みになるといつも砂場でプーと遊んで楽しい日々を過ごしておりました。
そんな時に、一人の男の子が私の前に現れました。
その男の子は、私に『一緒に遊ぼう?』と言ってくれました。
私は嬉しくて、その子について行き遊びました。
その日、幼稚園が終わり迎えの園バスが来るまで遊んでいました。
帰り際、その男の子は私に言いました。
『明日も来てって言わないと来てあげないぞ!!』
私は、また遊んで欲しくて『うん!明日も来てね!』と言いました。
男の子は黙ってバスに乗り行ってしまいました。
夕陽に包まれた園内に一人残された私は、あることにきずきました。
プーがいない事です。
私は、大切な友達プーを失ってしまいました。
次の日もプーを探しましたが結果、見つかりませんでした。
また、一日が終わり園バスを待っているとき男の子は言いました。
『明日も来てって言わないと来てあげないぞ!!』
私はこの時、その言葉を言いませんでした。
プーを失った悲しみから、それどころではなかったからです。
次の日、彼は来ませんでした。
その日の授業?で先生は、将来何になりたいかを桜を模った色紙に書くようみんなに言いました。
みんなパイロットとか医者とか書いていたのですが、傷心の私はどうでもよかったのか、道路工事屋と書いて提出しました。
でも、今考えるとプーのおかげで最終的な進路が決まったような感じです。
現職業:生コンクリート試験員wwww
 
後日談として、中学校が別だった男の子は私のことをすっかり忘れていましたとさ。
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