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プロフィール
HN:
hp yasitan246
年齢:
48
性別:
非公開
誕生日:
1977/01/15
職業:
建築関係
趣味:
寝ること
自己紹介:
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小さい頃、親父が運転する車で、親戚の家に遊びに行く途中の話です。
家を出発してから、一時間ぐらい走った頃でしょうか、私はいつの間にか寝ていました。
目が覚め、車内から外を見ると、工業地帯の道路を走っていました。
山を崩す重機があり、ガソリンスタンドが会社ごとにあり、かといって山の自然は少し残っているようなところです。
親父は運転中に、声をあげました。
親父『あ、馬鹿どもが来た・・』
親父のバックミラー越しの視線は、後ろの暴走族の集団を見ていました。
5~6人でしょうか女性が2人いた記憶があります。
暴走族は、私達家族を乗せた車を追い越し、前に出るや否や、激しく蛇行運転を始めました。
親父は静かに言いました。
親父『あ、これやるな・・』
その瞬間、暴走族の一人が、ガソリンスタンドの出入口付近に置いてある金網(ドブの蓋みたいな物)
にタイヤをとられ、転倒。
親父はすぐさま車を停車させ、車から降りて行きました。
私も何故だか、降りていました。
そこには、転倒した男がうめき声をあげていました。
男『いてーよー。いてーよー』
親父は静かに言いました。
親父『あたりめえだ、足がなくなってるんだから。静かにしてろ、今、救急車呼んでやるから。お前も馬鹿だなあ・・』
親父は放射線技師で、数多くのグロ患者をみているので平気みたいです。
私も、その足をずっと眺めていました。
ドブは真っ赤になり、真っ赤な足の真ん中に白い物が出ていました。
親父は黙々と、応急処置を始めました。
何か止血できるものはと考えたのか親父は言いました。
親父『おい!誰かベルト貸せ!』
親父『おい!誰かベルト貸せ!』
仲間は黙っています・・
親父は右手で足を持ち、左手でもらおうとしています。
親父は右手で足を持ち、左手でもらおうとしています。
仲間はしばらく黙った後、こう言いました
仲間『・・ベルト、汚れちゃうからヤダ・・』
怒髪天マックスの親父は怒鳴りました。
親父『馬鹿ヤロー!テメーラの仲間だろうが?おう、いいから貸せ!』
仲間の女性は泣きだし、男はビビリになりながらも、ベルトを渡しました。
足をギュッと縛った瞬間、男は雄叫びにも近い悲鳴をあげました。
段取りが良かったのか、タイミングよく救急車が来ました。
男は救急車に入れられ、搬送されました。
親父は暴走族一人一人を平手やグウで殴りつけました。
もちろん女性もです。(婦女暴行)
親父は言いました。
親父『あいつの痛みはこんなもんじゃねえんだ!遊ぶのは勝手だし、群れんのも勝手だ!だけどな人の痛みを知らねえ人間は、一端になれねえぞ!わかたっか!!』
仲間達は泣き始め、すいませんでしたといいました。
親父はまた言いました。
病院は土浦協同病院だ!行ってやれ!
仲間は素直に返事をし、一列に並んで救急車の後を追ってきました。
しばらくして、警察が来ました。
警察の方が、親父をみるなり、あ、技師長さんお久しぶりですと言いました。
その昔、お世話になったとか。
現場検証が終わり、親戚のうちに向かいました。
後日談として、手当てが良くても彼の傷口は悪化の進行が止まらず。
3ヵ月後に亡くなりました。
しかし、彼の日記を読んだ看護婦さんは、あの時助けてくれた方に
感謝を伝えたいと書かれていたそうです。(病院関係者より)
感謝を伝えたいと書かれていたそうです。(病院関係者より)
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